善くはたらくための考察

単なるビジネススキルではなく、働くことの本質を深考することが、真の組織成長に繋がると考えます。
ここでは、長年の実務経験と、ドラッカー理論、心理学の知見を融合させた考察を定期的に発信しています。

厚生労働省の資料では、「キャリア」とは多義的な意味を持つ包括的な言葉であり、一つの定義では収まりき れない意味の広がりがある。一般的には、広義では「生き方」、「人生」、「経験」、狭義で は「職業、職務の連鎖」等と表現される。

広義を「ライフ・キャリア」、狭義を「ワーク(職業)・キャリア」と呼ぶ。

広義のライフ・キャリアは狭義のワーク・キャリアを包摂しており、ライフ・キャリ アとワーク・キャリアは相互に影響し合っている。例えば、生き方を考える際には、職業について掘り下げて考えたり、職業を考える際は、生き方について広く考えたりすることが必要になる。

若い世代では「キャリア」を主にこの狭義の意味で捉えている傾向が強いと思います。しかし、前述 のとおり広義と狭義のキャリアは相互に影響し合っている関係であることしっかり押さえておくことが大事だと考えています。

「善く働く」と表現すると、なんだかワーク・キャリアを軸にしたものかと捉える人もおられると思いますが、そうではありません。

何のために「善く働く」のか。ここが最も大切なことだと考えているのです。

働く個人の視座では、二度とない人生を自分らしく豊かに生きるためです。そして、組織として「善く働く」とは、お客様は当然のこと、経営活動によって影響を受けるすべての人(ステークホルダー)にとって役に立つ存在であり、その活動が善であることだと考えています。

また、キャリアは「時間的継続性(過去、現在、未来)」を持って、さまざまな環境(他者、組織、制度、風土、文化など)との相互作用によって形成されるものと承知しております。

私は、「CAREER = JOB × LIFE」と考え、コンサルティングや研修、セミナーなどに携わって参りました。人間が持つ基本的欲求が「幸福」であるならば、人生観のほかに、仕事観や家族観、人間観といった価値観についてもしっかり向き合い言語化することが必要なのではないかと思うのです。

「善く働き豊かに生きる」という価値観を多くの人と共有できることを目指し、PROGRESS Labを再稼働することといたしました。

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