善くはたらくための考察

単なるビジネススキルではなく、働くことの本質を深考することが、真の組織成長に繋がると考えます。
ここでは、長年の実務経験と、ドラッカー理論、心理学の知見を融合させた考察を定期的に発信しています。

60歳以上も「生涯現役」で輝く!人生100年時代の学び方

こんにちは、坂本です。皆さんのキャリアと組織の成長を応援しています。

かつて、60歳は「定年」という言葉が示すように、仕事の終わりを意味する年齢でした。しかし、今はどうでしょう?人生100年時代と言われる現代、60歳はまだ人生の「後半戦」のスタート地点に過ぎません。これまでの経験を活かし、新しい学びを通じて、第二のキャリアを謳歌している方が増えています。

しかし、「今さら新しいことを学んで、何になるの?」「もう遅いんじゃないか…」と、どこか後ろ向きな気持ちを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。ご安心ください。私は、60歳以上からの学びこそが、人生をより豊かに、そして輝かせる最高の自己投資だと確信しています。それは、「経験」という誰にも真似できない最大の資産を、新しい「学び」という強力な武器と掛け合わせることができるからです。

この記事では、なぜ60歳からの学びが重要なのか、そして、どのようにすれば楽しく、そして効果的に学び続けられるのかを、私の経験や専門知識を交えながらお伝えしていきます。読み終える頃には、あなたの心の中にある「不安」が「希望」に変わっているはずです。さあ、一緒に新しい学びの扉を開けてみましょう。

1:人生100年時代、なぜ60歳からの学びが必要なのか?

「60歳を超えてまで、なぜ学ばなければならないんだ?」そう思われるかもしれません。この章では、人生100年時代という新たな常識の中で、学びがもはや「選択」ではなく、「必須」となった理由を、少しドキッとする事実を交えながらお伝えします。

人生の「後半戦」をどう生きるか?

日本人の平均寿命は年々伸び続け、今や男性は81歳、女性は87歳を超えています。これはつまり、60歳からでも、20年、30年と続く長い人生の後半戦が待っているということです。この長い時間を、ただ穏やかに過ごすだけでなく、いかに充実させ、輝かせるかが、現代を生きる私たちにとっての大きなテーマとなっています。

生きる知恵が豊かになるせいか、残念ながら、この時期に「もう十分だ」「これ以上の変化は望まない」と、学ぶことをしない理由をつくる人が増えてくるのも事実です。しかし、時代の変化と進化が著しい現代は、そこに大きな落とし穴が生まれるのも事実です。社会やテクノロジーは私たちが立ち止まっている間にも進化し続けます。学びを止めた瞬間、私たちは時代から取り残され、社会との接点を失ってしまうリスクを負うことになるのです。

「経験」は最大の武器、ただし「錆びる」

60歳以上の方が持つ最大の資産は、何十年にもわたって培ってきた豊富な「経験」です。しかし、この経験は、新しい知識で磨き続けなければ、やがて時代遅れとなり、錆びついてしまいます。

あなたの経験に、最新のデジタルツールや社会のトレンドという「新しい学び」を加えることで、その価値は飛躍的に向上します。たとえば、長年培った営業スキルにSNSでの情報発信という学びを加えれば、新しい顧客層にリーチできる「最強の営業戦略」を構築できるでしょう。学びは、あなたの経験という刀を、常に鋭く保つための砥石なのです。

「人生の目的」を見つける旅

退職後の生活に不安を感じる理由の一つに、「会社での役割」を失うことへの戸惑いがあります。しかし、学びは、あなたのキャリアを新しい「人生の目的」へと繋げてくれます。

新しい趣味やボランティア、地域活動などを通じて学ぶことで、あなたは社会との新しい接点を見つけ、再び誰かの役に立てる喜びを感じることができるでしょう。この「学び続けること」は、生きがいや充実感を生み出し、人生の後半戦を輝かせるための羅針盤となるのです。

2:さあ、始めよう!無理なく続ける学びのステップ

「よし、やってみよう!」と思っても、いざ何から始めればいいか分からず、立ち止まってしまう人も多いものです。この章では、60歳以上の方でも無理なく、そして楽しく続けられるための具体的な学びのステップをご紹介します。

ステップ1:過去の棚卸しと好奇心という「心の声」に耳を傾ける

学ぶテーマを闇雲に決めても長続きしません。まずは、あなたの「心の声」に耳を傾けることから始めましょう。

  • 過去の棚卸し: これまでの仕事人生で、どんな瞬間にやりがいを感じましたか?どんな小さな成功でも構いません。
  • 好奇心の追求: 子どもの頃に夢中になったこと、テレビで見て「面白そう!」と感じたこと、新聞でつい読み込んでしまう記事のジャンルは何ですか?

あなたの「好き」という気持ちは、学びの継続に不可欠なエネルギー源です。まずは、この心の声を大切にし、テーマを絞り込んでいきましょう。

ステップ2:まずは「超」小さな一歩から始める

「完璧に学ばなければ」という完璧主義は、学びの継続を妨げる最大の敵です。まずは、「これならできる!」と思える「超」小さな一歩から始めましょう。

  • スマホアプリを試してみる: 新しい語学や趣味の学習アプリを、まずは無料でダウンロードしてみましょう。
  • オンライン講座の体験版に参加する: 興味のある分野のオンライン講座で、まずは無料の動画を1本見てみましょう。
  • 図書館に通う: お住まいの地域の図書館に行き、興味のある本を手に取ってみましょう。

大切なのは、毎日「できた!」という小さな成功体験を積み重ねることです。この積み重ねが、やがて大きな自信となり、学びを習慣化させてくれます。

ステップ3:仲間を見つけ、「教える学び」を実践する

学びを一人で続けるのは大変なことです。仲間を見つけ、学びを共有することで、あなたの学びはさらに加速します。

  • 地域コミュニティに参加する: 趣味やボランティア活動を通じて、同じ興味を持つ仲間を見つけましょう。
  • 若い世代と交流する: 若手との交流を通じて、彼らが持つ新しい知識や価値観に触れ、学びを深めましょう。

そして、あなたの「経験」を若手に「教える」こと、これこそが最高の学びです。教えるためには、自分の知識を体系的に整理する必要があり、あなたの学びはより強固なものになります。

3:学びを「社会貢献」に繋げる方法

学びは、あなた自身の成長だけでなく、社会全体にも大きな価値をもたらします。この章では、あなたの豊富な経験と新しい学びを掛け合わせ、社会に貢献するための具体的な方法をご紹介します。

キャリアコンサルタントとしてのアドバイス:プロボノやボランティアから始める

「生涯現役」とは、必ずしも収入を伴う仕事だけを指すのではありません。あなたの知識やスキルを、社会貢献という形で活かす道もあります。

  • プロボノ: あなたの専門スキル(経理、人事、ITなど)を活かして、NPO法人などを支援する活動です。
  • ボランティア活動: 地域の子どもたちに勉強を教えたり、地域のお祭りやイベントを企画したり、あなたの知識と経験が役立つ場面はたくさんあります。

「教える学び」で次世代を育てる

長年培ってきたあなたの経験は、次世代にとっての宝物です。若手社員のメンターになったり、地域の青年団の相談役になったり、あなたの知識と経験を次世代に伝えることで、彼らの成長をサポートできます。

小さなビジネスを始めてみる

あなたの好きなことや得意なことを、小さなビジネスとして始めてみるのも一つの選択肢です。例えば、料理が得意な方は料理教室を開いたり、手芸が好きな方は作品をオンラインで販売したりするなど、あなたの「好き」を仕事にすることで、毎日がさらに充実します。

4:学びがもたらす「人生の質」の向上

学び続けることは、キャリアの選択肢を増やすだけでなく、あなたの人生そのものを豊かにします。この章では、学びがもたらす具体的なメリットを、心身の健康や人間関係、経済的な側面から深掘りしていきます。

脳と体の健康維持

「学び」は、脳にとって最高のトレーニングです。新しい知識やスキルを習得することは、脳の活性化を促し、認知機能の維持に役立つことが科学的にも証明されています。また、新しい学びを通じて、例えばウォーキングやヨガなどの身体活動に興味を持つことで、心身ともに健康な状態を保つことができます。学びは、人生100年時代を健康で元気に過ごすための、最も効果的な予防策の一つなのです。

新しい出会いと人脈の広がり

学びの場には、年齢や肩書きに関係なく、同じ興味や目標を持つ人々が集まります。オンラインのコミュニティや地域のサークル活動に参加することで、これまでとは異なるバックグラウンドを持つ人々と出会い、新しい友情や刺激的な人脈を築くことができます。これまでの人間関係とは違う、新しい「居場所」を見つけることで、あなたの人生はさらに彩り豊かになります。

経済的な安定と新しい収入源

学びは、あなたのキャリアを広げ、収入を安定させることにも繋がります。例えば、デジタルスキルを身につけてブログやYouTubeで情報を発信したり、オンラインでコンサルティングサービスを提供したりするなど、場所や時間にとらわれない新しい働き方や収入源を確立することが可能です。学びは、あなたのキャリアの選択肢を広げ、経済的な不安を減らすための、強力な武器となるのです。

まとめ:人生の「後半戦」は、最高の自己投資の時間

この記事では、60歳以上からの学びがなぜ重要なのか、そしてそのための具体的な方法についてお話ししました。60歳は、人生の終着点ではありません。それは、あなたが心から望む未来へと進むための、最高の自己投資の時間なのです。

未来の扉を開くのは、あなたの好奇心と一歩

「もう遅い」と諦める必要は、どこにもありません。むしろ、これまでの経験があるからこそ、60歳からの学びは、若かった頃よりもずっと深く、そして面白いものになるはずです。学びは、あなたの好奇心という心のエンジンを動かし、人生を豊かにするための冒険です。

今日から、小さな一歩を踏み出してみましょう。その一歩が、やがて大きな自信となり、あなたのキャリアを、そして人生を、豊かにしてくれるはずです。

お読みいただきありがとうございました。皆さんのキャリアと組織の成長にお役に立てれば幸いです。

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